メンドシーノ交流事業の総合計画上の位置

旧「むら」のメンドシーノ交流事業の本質は「児童全員のメンドシーノ訪問」だと思うことはすでに何回もこのブログに投稿してきた。(こちら

市の総合計画の見直しに際して「パブリックコメントが出来る」とのことだったから「市の関係部署にコメントをおくった」こともあきらかにしてある。(こちら

「むら」のメンドシーノとの交流事業は「小さな村」の「小さな学校」の「大きな国際交流」として内外から注目されてきた。
他の事業を他に押しやる形で「子供を育てる村」として貴重な税金を投入してきたことは「教育に力をそそぐ村」として内外の評価を受けてきたし、それを積極的に評価してきた村民も多かった。

けれども特に言葉のハンディー等から「その輪に飛び込みにくい」者もあり多少の不協和音や児童の訪問以外の方向性を探る動きもあった。
それらを封じ込めるために、当時の村は児童の負担を増やす方向性を示し、始めの頃全額に近い公費支出だったものが18年度は半額が個人負担になって、「希望者の訪問」に「市が補助する」実態になってしまった。
「税金によって、児童を全員メンドシーノに訪問させる」ことが美麻のメンドシーノ交流事業だったはずだが、「交流事業を続ける」ためにその本質を脇に押しやってきたかもしれない。

合併協議で交流事業は継続することになったが、全市の全児童に訪問事業を拡大することが「どだい無理なこと」は皆わかっている。

究極のところ「希望者の訪問」になったら、「むら」が継続してきた「訪問事業」の本質が無くなるから、メンドシーノ交流は「特色のある学校づくり」に位置づけないといけないと思った。
「税金で子供を育てる市」で、「その地域」にならなければならないと思った。
それで「総合計画へのパブリックコメント」をおくった。
残念だがその思いは伝わらなかった。(こちら13)
「とにかく交流はつなげたい!」思いの関係者が「だんだん特化」してきた傾向があり、もちろんそれらの力がないと事業が進まない事情もあって、それらの声に配慮する形で、しっかり総合計画では国際交流に位置づけられてしまって、学校教育には載らない事になったのかもしれない。
市政懇談会でも「特色ある学校」に取り上げるよう提言したがかなわなかった。

新年度予算の報告はないが、70万円がメンドシーノ交流に盛られている。今年はかの地からの訪問の順番だから、児童の金銭の負担はない。今年は公費の支出を辞退し、児童の訪問時に公費負担を増やすようなメリハリをつけるべきだと思うのだが、事業が学校教育に位置づけられないとそれも無理か?
長い歴史の中で、交流関係者の個人的なつながりがだんだん強くなって、「児童の訪問はともかく交流を!」と言う者も多くなって「格差」が広がってもきて新たな問題も出る。

次年度の訪問時には学校行事に位置づけるかどうか?でまた大変な論議になるのだろう。

かの地は個人の意向が強い国であり、あちらからの訪問は希望者で構成されていることは承知している。「だからこちらも!」になる必要はないのだが、いずれは「市内の希望する児童がメンドシーノに訪問」し、「シスターシティーとしての交流は盛大に続く」ことになるような気がする。
そして関係者が「交流を自画自賛」し一般の市民はそれを「遠巻きに眺める」ことになるのだろうか?そんなことにならないようにしなければならない。

「どうせお金を使うなら村の子供の成長に!」と事業をはじめた頃の思いは薄くなるのだろうか?

comments

できるものなら

私も美麻の学校全員の訪問事業として位置づけるべきだと考えています。現在の学校教育の状況からまずそれが難しいこと、大町市の姿勢?もなかなか難しいこと、を感じています。合併すれば当然そうなるとは感じていましたが、どうすれば実現するのでしょうか?

総合計画に『学校の事に位置づけられなかった事実』は重大で感想を敢えて言えば「もう大変!」
条例上、市長が意見を尊重することになっている地域づくり委員会で『会の意見』としてまとまらず『個人の意見』となったことで学校教育に位置づけないことを容認してしまった。
パブリックコメントの段階ではもう挽回できなかった。
手がかりの一つは失われた。

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