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「大北」は「たいほく」だ。

大糸タイムスの18日と25日に「(大北)は(たいほく)だが(だいほく)と言っていてよくない。」との趣旨で投書があった。これについて29日にtakeyamaの投書も「声」の欄に載ったから紹介しておきます。

「大北」は、「だいほく」か「たいほく」かの議論が起きている。
地域の名称は地元の呼び名が正式なものであることは当然のことだ。
でも、これだけ情報化が進むと地元を離れて、間違った地名?が一人歩きしてしまうことが現実にはある。

美麻に「青具」という地区がある。青具の住民は「あおく」と言っているのだが、漢字をそのまま読むと「あおぐ」になるから、美麻以外の人は「あおぐ」と言うことが多い。
村の時代や合併後も、広報無線のアナウンサーを地元以外の人が行う機会が多かったから、ご他聞にもれず平気で(当たり前だが)「あおぐ」と放送する。面倒だが勇気を奮ってその都度正してもらった。
「でも重文中村邸の前の交通案内版はAOGUになっている」と指摘されたことがあり、設置者の県に「AOKUに正して」もらったこともある。

今度のケースは「だいほく」を安易に許してきた「地元に責任は無かったか?」

「青具」は遠く平安時代から「あおく」だが、「大北地方」は大町市誕生以後の造語だ。例の「山岳めぐる北安曇」に始まる「北安曇郡歌」の時代に「大北地方」は無かった。全部が北安曇だったからで、その一部が「大町市」になってから、「大町北安曇地方」になり、「大北地方」になったものだから、「昔から」と言っても「歴史的にはせいぜい50年」で、正式には「おおきた」地方のはずだが、大北を「たいほく」と呼んで、それが地元に定着したのだから「その現実」をもっと大事にしなければいけなかった。

25日付けの投稿で例にした「大北農協」は、周囲は「たいほく農協」と言っているのだが、「当の大北農協」の「正式な金融機関名」は「ダイホク農協」で、金融機関の振込み用紙に「タイホク農協」と記入したら正しく振り込まれない。
「だいほく」の元凶は「大北農協」と「それを許した地元」ではなかったか。

NHKや気象庁に「いろいろ言うのは筋違い」ではないだろうか。
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