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暗闇の体験

今の子供たち(ちょっと大げさだが)は「人工の光のない世界」を知らない。数年前の秋、学校の帰りに(夕方)山に入って出られなくなり大騒ぎをした事件があったのだが、秋になってそんな騒ぎを起こしても困るから、暑いうちに暗闇を体験することが必要だと思った。


特に今年の子供たちは、少々思慮分別に欠ける傾向があるから「あぶない」。


「今夜、肝だめし大会をやるか?」となげかけたらすぐに食いついてきた。少々興奮して「誰が驚かす役?」などと騒いだ。山村留学生だからすごく立派な乾電池を親からもらってきている。通常「肝だめし大会」は「お楽しみ会」で、「驚く役」と「驚かす役」が決まって、特に子供たちは「霊」とかの話が最近流行しているから、「仮想世界」に入りやすく気になっていて、幻想の世界に「キャーキャー」いうから、農家の父さんたるtakeyamaは「人工的に驚かすこと」は考えない。


くらやみを体験し、暗闇で「空の明るさ」を感じてくれればいいと思うだけ。


県道長野大町線に「小藤入り口の停留所」が在るからそこまでの往復を提案したらOKした。


信じられないことだが、農家生活が4月になる今も、今年の彼らはそこにいったことがない。下り5分、上り10分の場所で、土尻川もあって格好の遊び場のはずだが。初体験が初の場所も「ちょっと不安」なので「場所を事前に確認したら?」と言ったら納得した。


場所を細かく指示しないのがtakeyama流だが、それにしても「トンチンカン」な方向に下って行く。「まーこれも体験か、すべての道はローマに通ずる」だ。ちょっと時間がかかるだけ。とたかをくくっていたのだが、そのうちに雷が鳴って、雨が降ってきた。1時間を過ぎても帰ってこない。車で探しに出たが、件の停留所からだんだん家から離れている方に進んでいる。○地がいない。○地は途中(かなり始めのうちに)脱落(いやになってサボった?)したようだ。


雨が降って、日暮れの状況、一緒に出た仲間がいない。あまりの危機管理能力?不足に頭にきて、心配した反動もあって、イナビカリを伴う雷のほかに、takeyamaの雷も落ちてこの日の「きもだめし」は終わり。

帰省を控えた夜、リベンジの活動をした。


雷が効いて、事前の場所把握は今度はすんなりいった。


停留所のベンチにお菓子を一袋置いて、前回に懲りたから、「30分以内に帰って来い!」と命令?して送り出した。もちろん懐中電池は禁止、途中走ることも。


10分ほどで息を切らして、だいぶ興奮して帰ってきた。ちょっと情けないのだが、怖さが先走って、周りが見えなくなって、ただ帰ることだけに夢中になった。途中に何があったのか、何に感動したのか、何を感じたのかの話はなかった。ほたるも見えたはずだが。


全部幅員が3メートルはある舗装道路で、歩くことは「通常の社会生活」の一部だったが、彼らにはどうも「特別なこと」だったらしい。


両脇の木がだいぶ大きくなって、「本当に暗いところ」は4人で「手をつないで」「大きな声を出して(意味のない)」通過したとのこと。どうも「ゆっくりまわりを観察しながら歩いた」ようではない。


こんなことでも彼らには「体験」である。妙な自信は持ってほしくないのだが。

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