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棚田を復旧できるか?

棚田はすでに『業の媒体としての機能』を失っている。
けれども最近、環境保全、景観の保全、災害予防、水資源維持などの観点から注目され始めている。

美麻八坂線沿いの『わかた地区の棚田』は、棚田の規模はともかく、北アルプスを借景にした景観が特徴で、あの銀色のシーズンの主人公の居宅に設定された小山邸の下部に連なっている。
爺が岳、鹿島槍、五竜岳、唐松岳と続く八方尾根、白馬槍、杓子岳、白馬岳、白馬乗鞍に正対し、代掻き馬(大小)やにわとりなどの雪形も正面。

かっては立派な?棚田だったのだが、このところ耕作を放棄した部分が多い。

昭和50年の終わりころ、おやじが「もう、俺にははきつくなったで、どうするや?」と聞いたから「おやじの生きがいでやっていたんだから、おやじがきついならやめるさ!」と答えた。
実際当時保養センターの責任者になっていて、不規則な勤務でどうにもならなかったてし、すでに棚田の稲作は『趣味』でなくてはできなかった。

かみさんは村内に勤めて、給料は農協の口座に振り込まれていた。
百姓の諸経費は『現金の存在するそちら』を使って処理されることが多かったから、かみさんは『稲作をやめたら、私の口座にお金が残るようになったよ!』といったのがある種衝撃だった思いがある。

あの団地?では早い耕作放棄だったから、内心忸怩たるものがあって、『葦原を正視できないような雰囲気』があった。

10年ほど前、『棚田の持つ多面性な効果に着目した山留生の個人研究』があって、当時の村長をして『目から鱗が落ちた!』言わしめたことがあったのだが、その後『脱ダム宣言』もあって、一気に棚田が注目されてきて、大袈裟だが、文化遺産の継承の趣さへある。

去年から地域づくり会議のテーマの一部にもなっているし、どんな様子か『棚田復活に少し手をつけ』てみることにして、もう今は『体力より機械力の年代』だから、トラクターが田圃に入らないとやる気にもならない。
まず取り付け道路と、わせんげ(上側溝のこと)を掘ることを業者に頼んだ。
3畝程のかっての田圃を2枚。
3万円ちょっとだったから、ちょうど『定額給付金を充当』したことになった。

さて、昨日初めて起こしてみた。
様子が美麻wikiにアップしてある。
他は去年のうちに除草剤で葦を処理してあるのだが、処理しない方。

取り付けの道路は角度は急だが、まー危ないほどでもない。
トラクターは後輪部分が無限軌道で比較的安定感がある。

で、耕転はできたのだが、『泥田状態』とりあえず畑にして『公民館の目指せひまわり10,000本』と行こうと思ったのだが難しそう。
かといって田圃への復旧は、長い年月に水が勝手に流れて、その結果水平が相当怪しく『水がたまりそうにない』。

難しいことに首を突っ込んだかなー、何とかの箱を開けてしまった感じがしないでもない。

耕していると昔のことが蘇って、棚田だから、田んぼの位置によって状態が違うのだが、ここは深くてつもるぞ!、ここら辺は硬くて浅いはず!とほとんど30年前と同じで自然は簡単には変わらないことを実感。
ちょっとした感慨がある。

まだあとのことが決まらないのだが・・・・とりあえず。
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comments

No title

棚田保存・・・正直やりたい仕事かな
日本の原風景としての観光資源でもあるし
藤の棚田を再生するなら、いろいろ手伝いたいなぁ
・・・それにしても、福岡からは遠いw

Re: No title

yasuhiroさん
コメントありがとう!
> ・・・それにしても、福岡からは遠いw

そうだなー
もうちょっと近いと連絡するのだが・・・

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