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治療は生産活動

地域住民の健康管理をする役割の人から勧められて健康管理(病気の治療)に関する講演会に出向いた。
23日のこと。

『他の地域』の『JA関係の機関が経営』する病院で、大町病院の危機状態を承知している身としては『ちょっと引っかかる』のだが、自分の健康のことだから勘弁してほしい。

で、その内容のことなのだが、治療は『自分の責任』、だが『独りよがりになってはいけない』などの指摘は『もっとも』だと思った。

相当高齢な医師だが、4時間くらい連続して講義する姿勢には、心底感じ入った。
その中で、『病気の治療は立派な生産活動だ!』と言う発言には、ちょっと『オ!』と思った。

あの自由主義、自由競争の権化のようなUSAが『公共の医療保険に乗り出す』ことが決定した話題があった。

日本の国は『世界に冠たる国民皆保険』の国で、『税収と医療費の額が同じくらい』と言う発言に『ア!』と思った。
あらためて今の状況にきずいた。
もちろん『税が全部医療につぎ込まれているのとは意味が違う』のは気付いてほしい。

医療保険で医療費の大半はまかなわれるわけだから、高度の医療にかかる経費を節約することは、『社会的にみれば立派な生産活動だ』というわけ。

近い最近のことではないが、腎臓に持病があるのだから、将来人工透析の恐れがないとは言えない。
30代に腎炎を発症し、以来、いわば『成人病のオンパレード』だから『頑張って高価な医療を受けないようにすること』がその面からある種の生産活動であるのかもしれない。

医師は『会社に行くより治療せよ!』少しでも透析に入る時機を遅らせろ!と強調した。

大町病院では透析患者が増えて、他院への転院を勧められている患者がいるらしい。

24日には『患者の見舞い3件』、いずれも大町以外の病院だが、うち2件はその必然性が怪しい。
『患者の信頼をどう得るか?』が大町病院の課題だ。

そんなことを考えた2~3日。
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山留の勲章

7~8年前のこと

4月に村に入って、5月にならないうちにもう『ウルシにかぶれた少年』がいた。
といっても、はじめからそうだと判ったのではなく、本人は『とんでもない病気になってしまった』と思ったようだ。

相当かゆいし、湿疹はでる。
おそらく経験したことのない体調だったはずだ。

こっちも彼らの行動の状況は判らないから、いろいろ観察したり、いろいろ聞いたり(問診?)、ほっつき歩いたところにウルシの木があるかも調べた。

ちょうど芽吹き前で一番かぶれやすい時期だが、通学路からちょっと入った山にあるのが判った。
まだ葉っぱがないから気がつきにくい。

『ウルシかぶれの症状』は個人差がとても大きい。
同じことをしても全然かぶれない者もいる。
仲間の中では1人だけだが、経験則上ウルシかぶれに違いないことが判った。

これも経験則上だが、有効な治療手段はない。
かゆみを止める『塗り薬を塗ってもよくなるわけではない』し、刺激するから余計に大ごとになる。

GWには親が訪れるからセンターに入る。
あまり大ごとではないから、我慢して『触るなよ!薬など塗ってはいけないよ!』と送りだしたのだが、4~5日経って、親子そろっての農家訪問には『大きくはれ上がった真っ赤な顔』で現れた。

大勢の『山留生の父母がそろう』のだが、中には必ず医療の関係者がいる。
それらの者は『医薬品への依存が強い』から、マー『大体大騒ぎ』になる。
『ほっておいた方が大ごとにならない』と、素人の農家の父さんなどが言っても、そんなわけにはいかない。

壮大に塗り薬を塗るのだが、人間はマー絶対に患部の中心、一番かぶれている部分に最初に塗って周囲に広げる。
だから結果的に『かぶれる部分を拡大』して、しかも『一生懸命刺激をする』のだから『かぶれもひどく』なる。

なんともない所に薬を置いて、中心に向かって薬を塗るようなことは、ほぼ絶対にしない。
takeyamaもウルシには弱かったから、その辺のことはよく承知している。
だから『薬は塗るなよ!、触るなよ!』だったのだが、現代人?に、それは信用されなかった。

こんな『湿疹を、何も処置しないなんてとんでもない!』というわけ。

結局『人災で被害を拡大した』のだが、本人が相当落ち込んでいたから『ウルシかぶれは山留の勲章だ!』と気合を入れたら、件の少年はずいぶん元気が出た。

ウルシは道路上にはないのだから、山に入って活躍したことのいわば証明だから、その結果の勲章のようなものだと言うわけ。

ずいぶん元気が出たからよかったのだが、以後あちこち傷を作っても『これ勲章?』とのたまうのには困った。

もちろん『そんなもの単なる不注意だ!』と一傑していたのだが、以来人生に『妙な自信を持って』しまって、今はオーストラリアでカンガルーと暮らしているとか・・・

父さんユウキューだよ!

千見から湯の海にぬける道路の斜面に、貝などの化石がいっぱい出ている場所があり、ある日そこを通ったらハルカもイクミも「化石を掘りたい!」と言いました。

その日は夕方で暗くなってしまい、道路も災害で危険になっていて、どうにもなりませんでした。
帰ってから「今度の日曜日に掘りに行くか?」となったのですが、子供達は「日曜日には用事がある。平日に、学校の都合で休みがあるからその日に・・」だったのですが、母さんは「あの道は一人では怖いからだめ!」で、「今度の農家入りでは雪が降る」

「仕方ないからあきらめろ!」となりかけた時に、ハルカが言いました。「父さん有休だよ!」。「そうだそうだ!それがいい。」いつもは自分から話しかけてはこないイクミも言うのが嬉しくて、道具を用意して化石を、ついでに近所でキノコも取って「有意義な平日」になりました。

役場を37年間勤めて、12年の3月いっぱいで辞めましたが、こんな形で「有給休暇」を取ったのは「初めてで最後の体験」になりました。

イクミにも印象が強かったのでしょう。「修園の集い」の作文でふれてありました。
こんな時が山留農家の醍醐味を感じるときで、「実親さんザマーミロ」となります。

この原稿が活字になる頃には災害復旧工事のため、この斜面はコンクリートなどで覆い隠されていることでしょう。また正体不明の化石が出土し専門機関で鑑定している話がありますから事実が解明されているかもしれません。


この文に覚えのある方がいるかもしれません。
育てる会のHPに『農家の声』として載っているのですが、基はtakeyamaの文章です。
10年前のことです。

よかったなー!

昨日、今年の山留は修園の集いをもって終わった。
いささかコメントすべきことはあるのだが、そのことはもうやめたので、『むかしばなし』を・・

「○○いませんか?」
その日は『学校の授業が終わった後に農家入りする』予定なので、2人で、それに備えて買い出しに行った。
家につくそうそう、庭で電話の音が聞こえて、大慌てで受話器を取った。

受話器からは学校の担任の先生の声。
下校の時間は、まだ大分先。

『○○が学校からいなくなった』とのこと。

あわてていたから判らなかったのだが、玄関に件の少年の靴があった。
その旨伝えると安心した声が反って来た。
すぐに2階の部屋を連れ合いが覗いてみたら、安らかに眠っていた。

訪れてくれた担任の説明によれば、少年にとって学校で何か気に入らないことがあったらしい。
まだ来たばかりだかりだし、多少『被害妄想の氣も強すぎる』こともあって、級友の反応にカチンと来たらしい。
それで学校を飛び出した。

前日はもちろんだが、朝はセンターから登校したのだから担任は困ったらしい。
もちろん、そっちを先に探したのだが、『もしかしたら・・』と農家の方にも問い合わせたのだ。

『よく農家に逃げてきたなー』と、かみさんといいあった。
担任も安心したようだ。

それにはちょっとした複線があって・・・

その事件のちょっと前、農家に帰りにくい少女があって、指導員が探したのだが、夜になって土木工事の飯場(工事の現地事務所)にいたことが判った。
でも女の子だから、男性の指導員は中には入らずに『一晩外で見張っていた事件』があったばかりだったから。

周囲は相当心配したのだが、少女の『同級生が親の目を盗んで、握り飯をそこに届けた』とかいう『ちょっといい話』もあった。

そんな事件に比べれば、農家生活中でもない時に、留守の家に入って、熟睡している『安心しきっている姿』はいい。
相手が信頼すれば農家の方も自然に信頼する。

信頼

15年位前の話。

「自動販売機でたばこを買ったらしい」「子供の荷物を調べてほしい」と『隣の農家』から電話があった。

小さい地区だから、見慣れない子供が、子どたちだけで『たばこなど買うところを確認』したら『おかしい!』と思う。
だから自動販売機を置いているタバコ屋から、隣の山留農家に連絡があったとのこと。
takeyama農家にとっては初めての『難事件』。

そういえば、今日は下の方にそろって散歩にいった。
日頃の言動からは予想しにくい事態で、半信半疑だが、『事実だったら困ったこと』だと正直思った。

今くらい『農家のベテラン?』になっていたら、あんまり『じたばたはしなかった』のだが・・

家探しして『なかったら信頼関係が壊れる』だけだし、相当『大人の扱いをしてきて、それなりの手ごたえ』はあったし・・

とりあえず4人を居間に集めた。
『今、山留生らしい者がたばこを買ったようだとタバコ屋から連絡があった』(隣の農家からだということは、意識的に外した)30分時間をやるから『心当たりがあったら言ってこい!』『皆で相談して!』と伝えた。
自分も子供だったことがある。『一端嘘をつくと、後も嘘を続けなくてはならなくなって大変だった』ことを知っている。

『冷静に考える時間がちょっとあった方がいい!』と思った。
2階に上がった少年たちは、しばらくごそごそしていたが、15分も経たずに、煙草をもって降りてきた。

他の農家にいる子が買ったのだが、そっちが持っていると『たぶん荷物検査をされるだろう』だから『代わりに持っていてほしい』と頼まれて、男気を出して保管したと告白した。

ずいぶん『あっさりと白状』したものだ。
『この子たちは信用していい!』と心底思った。

本当は『困っていた』のかもしれない。だから『4の5の言わずに、本当のことをしゃべった方がいい!』だったかもしれないのだが、都合の悪いことでも『隠したり、うそで塗り固められなく』てよかった。

『もうやらないな!』『煙草は父さんに預けろ!』と念を押して、もちろんその心配はなかったから、事件を学校はもちろん、学園の側にも報告しなかった。
隣の農家にも事実は告げてはいない。

山留の農家を始めたころの話で、もう十分時効だが、何かあったときのtakeyama農家の対応は『真実を自分で言うこと』を基本とすることに決まった事件。

すべての『反省は都合の悪いことでも隠さないことから始まって、それが大部分であること』にしてきたのがtakeyama家流。
『子供たちとの信頼構築』それで15年、山留の農家が続いた。

カテゴリーを追加して・・

『山村留学ネタは休筆』することにしたのだが、ブログ開設以前の話題を『山村留学、むかしばなし』として再開しようかな・・・

『もう時効』になっているようなことでも、大事なことが多いから・・・

『この話は困る!』という諸君は連絡を!

仰げば尊し・・

一世を風靡?した美麻のソフトボールのナイターリーグ戦ができなくなった。
去年から。

一時、地域の『村づくりの中心的な存在』だったから、『月曜日と木曜日は(リーグ戦のある日)に会議を計画しない』ことになっていた。

地域の『いわば大物』がみんな入っていたから、けして得意ではないが、その後の『反省会のために入っていた』り、『監督になったから連絡用に携帯電話を買った』とか、収入は減るが、『試合に出れないと困るから、長距離便の運転は断った』などという『傑作な話』がいっぱいある。

それぞれのチームは60代から20代まで混在していたのだが、だんだん人数が厳しくなって、2チームほどがチーム編成できなくなって、ついにリーグ戦ができないことになった。
それでソフト部自体がなくなってしまった。

チームの方も解散するのだが、その解散式(といっても宴会だが)が昨夜あった。

いわば『卒業式のようなもの』だから、学校のそれが話題になって、卒業式の定番『仰げば尊し・・』はよかったなー、という話題が盛り上がった。

前にいったように『相当の年代差』があるから『もう最近の卒業式にそれは歌わない!』ことにびっくりした者がいた。

そして、そういえば『君が代』も歌わないそうだな?というから、それが最近は『しっかりピアノの伴奏で、指揮の先生がついて歌う』現状にも『へー!』とびっくりしていた。

ひと時、公式の行事などで、あまり周囲を刺激しないように、『カセットテープをソート流し』ていたことが続いたことを意識していた者も多い。

『卒業式の話題』が『校歌の方に変化』して、『耳傾けて・・』から『杉のこずえ・・・』になって、『しらかば芽吹く日・・・』につながった。

『校歌を宴会の歌』にしてきた年代にとって、ずいぶん『懐かしい会』になった。

そして、ソフトの『チーム解散式』を、次の『ステップの最初の一歩』にしようとの一本締めも、それなりに共通の認識にした。
今日の岳山
今年の目標、復活再生を、雪の下で待つ『わかたの棚田』,11:2:2
11;2わかたの棚田  23年新春 自宅2階から山小屋風 1月3日朝 山小屋?  夕焼け(22;10:29)庭から鹿島槍を 夕焼け 鹿島夕日
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地蜂ほり
山留生を相手に地蜂をほる。

2年田起こし
GWは棚田の季節


通称「かっちゃ」
山留生は「農家の父さん」
トラクターは退職金で買った。
年金で肥料を買うが、職業は農業(のつもり)。

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