デザイン変更5月5日
6日はそれぞれが野球漬け。

小学生は少年野球の練習試合で喜び勇んで『小谷』に出かけた。
『せんごく』だというから『千国(ちくに)』と訂正しておいた。由緒ある地名を勝手に変えてはいけない。

中学生は『学校』で部活の練習試合、今まではこちらから出かけないと試合をしてくれなかったのだが相手の方が訪れて来ると言う。
相手に注目されてきたのならすごいことだ。

カミさんが『実家の息子が高校野球の試合』で『甥っ子の試合を応援したい風』だったから一緒に出かけた。
上田の球場だがカーナビが頼り。
なまじの『知ったかぶり』はかえって効率が悪く『完全にそのシステムを信じた方がいい』事があることも実感する。
新しい道路が随分出来ている。昔は随分シンプルだった。

球場の入り口付近で『擦り切れたユニホーム姿』で『真っ黒に日焼けした』ストレッチ中の『りりしい少年』が居て『オ!』と思った。
彼も気がついた風で会釈を送ってきたのだが、肝心のカミさんが全然気付かない。

こっち側はそれなりの年を重ねるだけだから相手が気付いて、彼の方から『お久しぶりです!』といわれたのだが『どなた?』と言ったのには『おいおい!』と思った。
もちろんすぐに気がついて『○○?』と彼の名を呼ぶ。

死んだ父親の7年忌があったばかりだったが、もちろん最後の大会を控えて当日は欠席したから2年位会っていないこともあるのだが、その変貌振りに正直『衝撃』を受けた。
一つのことに『真剣に打ち込み、すべてをそれにかける凄み』の、最近の言葉で『オーラ』の様なものを感じて『鳥肌』がたった。

『ひとつのことに打ち込むと・・』言ったきり『声がひっくり返って』、思わず涙腺の方がピンチになったから言葉は続かなかった。

山間の小規模校で部員が少なく、外野は全部1年生。
試合の方は『エースで4番』、その上『キャプテン』。
投げながら、打ちながら『コーチボックス』にも出る勢い。
応援は通常攻撃時に盛んなのだが、身内が投げるから守備時のほうに身が入る。
ピンチが続くのだがそれを乗り越えたとき彼の『父親の狂喜乱舞振り』はけだし見もので、思わず涙が出る。
こんな『掛け値なしの応援を受ける彼らの親子関係』をうらやましいと思った。

相手のエースは試合中に足がつった。
高校生同士だから実力がそのまま試合結果に直結するとは限らないがリードを守りきった。
エラーもあったのだが良く守りきった。

小さな町の高校だから応援席に『近所のおじさん達の顔』もあって、彼の少年時代の呼び名で応援する者も居て感激する。
否応なしに高校再編の嵐も押し寄せるのだが・・・。

弟も入学し入部したのだが入学前に練習に参加した関係。
彼は攻撃に参加したキャッチャーの『守備装束への仕度中』に兄貴の投球練習を受ける役割、一瞬の兄弟バッテリーができるのだが、それに拍手するのは『広い球場中で、takeyamaや近所のおじさんだけ』で、件の少年の照れたような笑顔が印象的。